2009年度
橋本・伊都支部総会をおえて
さる10月15日、橋本・伊都支部は、2009年度支部総会を開催しました。総会には、藤沢会長に代わって、新しい県本部会長に就任した西村純一氏が激励の挨拶に駆けつけてくれました。
西村会長は、今回の総選挙で、民主党を中心とする新政権が誕生したことにふれ、戦後の歴史を変える好機が我が国の民主勢力に訪れている。しかし、その好機を生かす鍵は、いつにかかって、自らの要求課題を広範な国民に積極的に語り、世論と運動を盛り上げ奮闘することであると述べました。また、当面の署名の取り組みについても訴えました。
総会では、この一年間、支部が、前向きな状況をつくりだしてきたのは、なんと言っても「蟹工船の時代と現代」、3・15集会を成功させてきたことにあると、こもごも語られました。この奮闘が、組織の内外に「国賠同盟」の意気込みが伝わり好影響をあたえることになりました。
組織面での4名加盟(役員を受けてくれる人も)。個人署名は過去最高の1401筆(県目標1400)を達成などの成果に繋がりました。今までは前年度程度でよしとする役員間のなれあいがありました。しかし、その惰性を乗り越えたのは3・15を取り組んだ勢いでした。
参加者からは、「戦前の血のにじむ治安維持法とのたたかい、平和を求めるたたかいが新憲法誕生に生かされた」「89歳、主催する教室で30筆にこだわって署名を集めている」「役員の一生懸命が伝わったから加入した」「3・15に匹敵する取り組みを」などの発言がありました。
今年度の目標は団体署名70筆、個人署名1400筆、同盟員50名を超える。学習会などは役員会で検討することにしています。
最後に、「5つのカナメ」を基本に支部活動の活性化を確認。新役員を選出して総会を閉じました。そのあと参加者全員昼食をとり、親睦を深めました。(文責・九鬼 堅)
2009年12月1日 不屈橋本・伊都支部版 第1号 1面