国会請願への取組みを強め
同盟運動を国民的運動へ
菅政権は国民生活破壊と日米安保強化の路線を強め、消費税大増税を既定事実化するとともに「戦争する国」への道、「動的防衛力」への転換、自衛隊の]部海兵隊化を図っています。安保解消をめざし、憲法9条守れ、日本を「海外で戦争する国」にするな、のたたかいが改めて重要です。
こうした情勢のもとで、今年の国会請願は5月12目と決まりました。2月8目の中央常任理事会は、同盟運動を国民的運動へ発展させる取り組みを強めようと決議しました。
常任理事会は、また、同盟運動が単に過去の問題に取り組んでいるのではなく、未来を展望するたたかいであり、21世紀を平和と人権の世紀にしていくためのたたかいとして、歴史認識を正すことを運動の基本に据えることを確認しました。
いま、地方議会での意見書採択は全国371自治体に広がりました。全国各地で多喜二祭をはじめ犠牲者の碑前祭、墓前祭、記念集会が今年も多彩に行われています。京都では治安維持法犠牲者の慰霊祭が由緒ある清水寺でひらかれます。
春も、もう間近。4月はいっせい地方選挙です。5月の国会請願行動、6月には同盟の第35回全国大会も予定しています。
全会員運動で国会請願署名を大きくひろげ、会員拡大、支部建設など同盟活動を前進させるために奮闘しましょう。
不屈 中央版 №441 1面 2011年3月15日(毎月15目発行)