大会の成果を全会員につたえ
憲法改悪を許さぬ闘いの先頭に
同盟第32回全国大会は、この間の実践を総括し、新たな情勢と課題にこたえる運動方針と展望をしめしました。
国民の生活不安を省みず、米・日財界の意を受けて郵政民営化に暴走する小泉政権のファッショぶりは、同時に自民党改憲案をはじめ、治安維持法現代版である「共謀罪」を新たに設けて、「戦争する国づくり」にともなう国民弾圧法体制をつくろうとしています。
「靖国問題」、戦争賛美の「歴史教科書」など、かつての侵略戦争と戦争犯罪を認めない一部右翼勢力の跳梁は、その主役に小泉政治があること、彼らが21世紀の大きな平和の流れに逆らい、ブッシュと共に国際的孤立を深めつつあることは、良識ある多くの人々、また世界各国のよく知るところとなっています。その矛盾は、今や国会解散かという深刻な事態に追い込まれています。
ふたたび戦争と暗黒政治を許さないために、国は治安維持法による犠牲者の実態を調査し、謝罪・賠償せよという同盟の要求は、国民の中に歴史の真実を伝え、恒久平和を誓った日本国憲法の改悪を許さない闘いの大きな支えになるものです。
同盟全国大会の成果を全会員に伝え、改憲政治を許さぬ国民多数派の政治へ、共に闘いぬきましょう。 不屈中央版 05・8・15 から